星 ★4~★1 好み。
性質 各要素1~4段階。
戦略性 勝敗に関わる"上手さ"の度合い。
偶然性 勝敗に関わるランダム要素の強さ。
多様性 ゲームごとの展開の多様性。
対人性 プレイヤー間の相互作用の度合い。
容易度 ルールの理解しやすさ。
目次
★★★★
戦略性:4 偶然性:2 多様性:4 対人性:2 容易度:2
財宝・勝利点・アクションなど様々な効果を持つカードをゲーム内で購入し、自分のデッキを強化していくゲーム。
言わずと知れたボードゲーム界の王。好きなカードは共謀者[Conspirator]/陰謀。拡張からが醍醐味だが種類が多くてコンプするとアホほどかさばる。なにか1つ拡張を買うなら錬金術+収穫祭( ドミニオンデュアルセット 錬金術&収穫祭 (Dominion: Alchemy & Cornucopia) 日本語版 カードゲーム)がおすすめ。
ドミニオン:第二版 日本語版
戦略性:4 偶然性:2 多様性:4 対人性:2 容易度:1
農場主となって家族を養いながら家畜や農作物を増やし、農場を開拓していくワーカープレイスメントゲーム。
重ゲー入門。ドラフト・ワーカープレイスメントというボドゲおたくが大好きな二大要素の融合。1~4人でも遊べるが多少ルールが変わるため5人推奨。しかし同じくらいアグリコラが上手い(1ゲームが長いので上手さに差がありすぎると苦痛)5人が集まる場面は基本的な人生において存在しないため、遊ぶには基本的な人生から逸脱する必要がある。好きなカードは羊農[Sheep Farmer]。
アグリコラ (Agricola) (日本語版) ボードゲーム
★★★
シーズンズ
戦略性:3 偶然性:2 多様性:3 対人性:2 容易度:2
ドラフトで集めた使い魔や魔道具を、毎ターン振られるダイスから得た魔力で召喚し、勝利点となるクリスタルを集めていくゲーム。
ドラフトたのし~。基本セットはそこそこのドラフトゲーという感じだったが、拡張で追加された”特殊能力”、”エンチャント”がどちらもゲームに多様性を与えるグッドデザイン。ただ2つある拡張はどちらもプレミアがついていてやや入手難。好きなカードは壊死のクリス[Necrotic Kriss]。
十二季節の魔法使い(Seasons)
戦略性:4 偶然性:2 多様性:2 対人性:3 容易度:3
9つの戦場それぞれに3枚までカードを出し合い、ポーカーのような役を作って陣地を取り合うカードゲーム。
1v1のボドゲの中で一番好き。Reiner Kniziaの最高傑作といっても過言。ルールはシンプルながら、大局観の序盤から我慢比べの終盤まで変化していく感覚は将棋にも通じるものがあり、そういうのが好きな人に特におすすめ。
バトルライン (Battle Line) カードゲーム
戦略性:3 偶然性:3 多様性:2 対人性:3 容易度:3
プレイヤーは無人島への入植者。開拓地の建設や他プレイヤーとの交易で資源を集め、新たに道や開拓地を建設して繁栄を目指す。
王道。基本版は4人だと狭すぎるので3人で遊ぶのが好き。これまた大量の拡張が出ている。拡張版のなかだと自分は航海者版しか遊んだことがないが、それは盤面の狭さ問題を解消していて結構面白かった。
カタン スタンダード版
戦略性:3 偶然性:2 多様性:2 対人性:3 容易度:2
自分の議員たちを各地方の都市議会から元老院まで昇進させていく政治ゲーム。
昇進にはその議会での多数決を制する必要があり、ひとつの議会に自分の議員を大量に送り込んで確実に昇進するもよし、複数の議会に少しずつ送り込んで他プレイヤーに票を売るのもよしで戦略性が高い。かなり好きなゲームだが残念ながら絶版。
ボーナンザ
戦略性:2 偶然性:2 多様性:2 対人性:3 容易度:3
限られた農地に豆を植え、富をなせ。
シンプルな交渉ゲー。わいわいゆるめのゲームがしたいがパーティゲーチックな運勝負は嫌という時に。ターン制での交渉なので全員が自然に交渉に参加でき、無秩序な言い合いになりにくいのが良い。コンポーネントを排し、カードだけでゲームが完結しているグッドデザイン。
ボーナンザ (Bohnanza) 日本語版 カードゲーム
ナショナルエコノミー
戦略性:4 偶然性:3 多様性:3 対人性:2 容易度:2
拡大再生産ワーカープレイスメント。新たに建設する施設が点数かつアクションスペースになり毎回違う展開を楽しめる。
この手のゲームにつきものな人を雇うことの苦しみを存分に味わえるゲーム。基本・メセナと遊んだが、メセナの方がそれぞれのカードパワーのバランスが良い調整具合に感じた。メセナは拡張ではなく単体で遊べるのでいきなりそっちから買ってもいいかもしれない。
ナショナルエコノミー
★★
戦略性:3 偶然性:3 多様性:2 対人性:3 容易度:2
世界各地に蔓延するウイルスを根絶するため、さまざまな職能をもつ仲間と共にワクチンを作る協力ゲーム。
協力ゲーは相談しながらだと結局上手い人1人にただ従う展開になりやすいので、慣れたらなにか縛りを加えるのを推奨。最高難度だと縛りなしでも理不尽に死ぬがそれもまたワイワイとなり楽しい。
パンデミック:新たなる試練 (Pandemic) 日本語版 ボードゲーム
戦略性:2 偶然性:3 多様性:1 対人性:2 容易度:3
都市、道、修道院などが描かれたタイルを配置し、支配した土地から得た点数を競うゲーム。
ド定番。ボードゲーム入門にちょうどいい、運と戦略のバランスがとれた良ゲー。多人数だとパーティゲー風味に、1v1だと競技志向になって一粒で二度おいしい。実はスターウォーズエディションが出ていて、本家より面白い。
カルカソンヌ スターウォーズ (Carcassonne: Star Wars) [並行輸入品] ボードゲーム
戦略性:3 偶然性:1 多様性:1 対人性:3 容易度:4
様々な形のブロックを限られたスペースに毎ターン1つずつ配置し、もっとも多くブロックを使えた人が勝ちというゲーム。
シンプルながら奥が深い、ボードゲームのお手本のようなゲーム。喋りありだと自分の陣地(っぽいところ)を使われないように相手をコントロールする、いわゆる”ヘイト管理”が重要になってくるところもいかにもボドゲらしい。
ブロックス BJV44
Futures!
戦略性:3 偶然性:3 多様性:2 対人性:2 容易度:3
変動する相場のなかで利益を求める先物取引ゲー。相場変動がプレイヤーの使うカードで行われるのがキモで、それが戦略性を生み出している。
同人ゲーとは思えないほどコンポーネントもしっかりしていて、商業のものと遜色なく遊べる。
https://www.suruga-ya.jp/product/detail/607516792
操り人形
戦略性:3 偶然性:3 多様性:2 対人性:3 容易度:4
毎ターンドラフトによって役職を入れ替えながら、建物を建設して勝利点を競うゲーム。
ミニ箱カード系ボドゲのなかでもかなり本格派。と思ったらミニ箱の方は絶版になってデラックスな新版が発売されていた。1/暗殺者と2/盗賊に刺されるのが嫌で、自分でそれらばかり取って負けるというのをよくやっていた。好きなカードは6/商人。
ガイスター
戦略性:2 偶然性:2 多様性:1 対人性:3 容易度:5
チェスの要領で善悪2種類のオバケ(相手のは取るまでどちらか分からない)を取り合って、自分の悪オバケをすべて相手に取らせるか相手の良オバケを取り切るかするゲーム。
チェスとは言ったが実際やるのは100%心理戦なので、戦略ゲームというよりはパーティゲー寄りのゲーム。子どもから大人まで楽しめるゲームなので一家に一台いかがでしょうか。
ガイスター (Geister) ボードゲーム
街コロ
戦略性:3 偶然性:2 多様性:3 対人性:3 容易度:3
ダイス、建設、たのしいね。いろいろ戦略が用意されてるしダイス次第な部分もあってお手軽さの割にやりがいのある仕上がりになっている。絵柄もポップでカートゥーンな雰囲気でかわゆですね。
街コロ (Machi Koro) ボードゲーム
ソクラテスラ~キメラティック偉人バトル~
戦略性:2 偶然性:3 多様性:1 対人性:2 容易度:5
偉人のパーツを組み合わせて戦うとんちきゲーム。キメラ偉人の語感だけで笑える。発想の勝利。
カードゲーム ソクラテスラ〜キメラティック偉人バトル〜
★
NEU(ノイ)
戦略性:2 偶然性:4 多様性:1 対人性:2 容易度:5
数字や特殊効果のカードを出していくUNOライクなカードゲーム。
引きゲーだがなんとなく戦略やっとる感を味わえるので、ボドゲやってみたいけどあんまり頭使うゲームはちょっと……という人向け。小学生とおじいちゃんおばあちゃんが対等に遊べるのでそういう幅広い年齢の場で遊ぶには良いゲーム。
ナンジャモンジャ
戦略性:1 偶然性:1 多様性:2 対人性:1 容易度:5
坊主めくりの要領でカードをめくってそこに描かれたキャラクターに名前をつけていき、同じものが出たらその名前をいち早く言った人が場のカードを取る(得点)というゲーム。
記憶力勝負のパーティゲー。幼稚園児でもできるので家族で遊ぶにはもってこい。名づけという行為はセンスが色濃く出るので、相手の意外な一面を発見したりするかもしれない。
キャット&チョコレート
戦略性:1 偶然性:2 多様性:2 対人性:3 容易度:5
イベントカードに書かれたピンチに対して、手札のアイテムカードを使って回答となる話を考えるゲーム。
大喜利ゲー。俺はこういうスベリ・リスクを発生させるゲームはつらくなるので苦手だが、TRPGの入り口とかにいいんじゃないでしょうか(適当)。
戦略性:2 偶然性:2 多様性:1 対人性:4 容易度:5
害虫を嘘か誠かで押し付け合ってたくさん集めたら負けというやつ。
ゲームデザインもルーズモアな感じでワイワイゲーとしてもどうなのと思っているがこれはさすがに気にしすぎか。この人パーティーゲー苦手すぎへん?ごめん……